『江戸文字の文志ホームページ』～扇子

平成１５年４月、結婚披露宴にて２２０名分の扇子を席札代わりに
使いました。場所はパレスホテル。ホテルスタッフも初めての経験
に感心しきり。「これは凄いですねぇ」　招待客の皆さんも、粋な演
出に喜ばれてました。これだけの扇子を引出物の一つとして使うの
は金銭的にも大変なことですが、新郎新婦の気持ちが伝わる一品
になったことは間違いありませんよね。「そんなお金無いよ」の一言　
で終わってしまう方には、永遠にご縁の無い話。　

名入れ扇子<高座扇オリジナル>
●価格　：　￥１０，５００－から（デザイン・文字数などによって価格は変わります）
●下の扇子は一本一本職人さんに折っていただきます。お値段は一本￥１０，５００－から。イラストなどもお入れし
ますが、版下をお持込ください。下の参考上代（海老連）は￥１４，７００－。京都産高座扇とは違うものですので、価
格が違います。扇面全体に文字を入れる場合は、この扇子になります。
●ご注文は・・edomoji@bunshi.net

京都産の高座扇を使い、一本一本手書きで名入れを行います。デザインは、男性・女性によって、また文字数によって、入れる内容によって様々です。この扇子は大人の持ち物として、また贈り物としても重宝します。例としては、結婚披露宴の各テーブルには席札なるものがよく並んでいますが、この席札の代わりに、一人一人の名前入りの扇子を各席に広げて立てて置くわけです。“末広がり”で縁起もいいことから、今までに４回使っていただきましたが、いづれも好評でした。何より喜んだのは、自分の名前入りの扇子が自分の席にあったお客様です。それが、引き出物の一つになっている点もお洒落です。最近は、セレクトのカタログを引き出物にする方が多いのですが、帰りに荷物にならないという点では良いのですが、どこか味気ないんですよね。それよりも、手作りの品で、しかもお客様その方の名前入りの一品を贈ることの方が、贈り主の真心が伝わるような気がします。贈る方・貰う方それぞれの気持ちを満たす一品になることと思います。

名入れ扇子<京都産高座扇>
●価格　：　￥６，３００－から
●サイズ　：　２３０mm<男物>　・　２１０mm<女物>
※デザイン（入れる内容が多い場合など）によって、価格は変わります。
※基本的には名前を入れますが、ご希望によって家紋なども別料金でお入れします。
※扇子に入れたい内容をご指示ください。文志が最適なデザインで書きます。
※外国人へのお土産としても喜ばれます。名前をカタカナで入れたり、漢字を当て字で入れてみるのも手です（下サンプル参考）。
●ご注文は・・edomoji@bunshi.net

これは競輪選手・出口真浩さんと女子プロゴルファー・松澤知加子さんの結婚式の時のもの。３４０名近くの名入れ扇子を席札代わりに並べた光景はスゴイものがありました。会場は横浜のインターコンチネンタルホテルでしたが、スタッフも初体験だったみたいで驚いていました。

舞扇<骨の数･サイズが違います>
●サイズ　：　６１０mm×２９０mm（扇面は１８２mm）
●価格￥１３，６５０－から
●文字をこれだけの大きさで書き入れると、扇面から
伝わる迫力は凄いものがあります。
●ご注文は・・edomoji@bunshi.net

手書きですから、お客様のアイデア次第で色々とできます。左サンプルのデザインは、西を帯状にしています。こういったことも手書きだからできること。
参考価格は￥１４，７００－。
自分だけのオリジナルって感じが強い一品です。

右は電気傘に使用する例。コレ、実は扇子職人さんから
のご依頼で文字を書き入れたのですが、和風雑貨が人
気の昨今、このようなオリジナルをお求めになる人がいる
ってことです。和紙は地模様入りで淡いピンクがグラデー
ションで入っています（左側）。すべてオーダーメイドで、扇
子職人の技術がこのようなものにも活かされている良い
例ですネ。